遠距離恋愛

遠距離恋愛で一番必要なことは、信頼関係です。信頼関係がないと遠距離恋愛は成り立ちません。

意外な展開

うちは、全く想像すらしていませんでした。

週末や、場合によっては週初めに名古屋への出張を計画していたので、週末はけっこう彼氏とも会えたし、その合間に4人での飲み会もしたり。

その、4人での飲み会。
もともとお酒好きな4人なので、バカ言い合いながら、盛り上がる盛り上がる。

まるで、男同士で飲んでいるかのような雰囲気もありました。
なんせ、会話が建築関係や、現場の話しですからね。
やっぱり、仕事の話しができるのって、独特の雰囲気になるじゃないですか。

特に、彼女と幼馴染さんは、学生時代の話しや、元カレ、元カノの話しも出ていたので、ほんとに“ツレ”感いっぱいな感じで。

ところが・・・。
いつの間にか、この2人が付き合うことになってたんですねー。

驚きました。
なんで、今さら?みたいな気持ちにはなりましたが、そこは祝福するところ。
仕事もめいっぱい頑張っている彼女だし、周りの人にもたくさん気を使ってくれる。
そんな彼女には、幸せになってほしいですよね。

でも、どこかで、先越された感もありましたが・・・。
うちも、負けへんように、頑張らんとなぁ、なんて、思いながら。

でも・・・。
けっこう2人で会ったり、それなりにデートをしているのに、全く告白される気配はない。

飲み会なんかでも、彼女がいないことは、早いうちに確認しておいた。

と、いうことは・・・。
うちに興味がないってこと?

水族館、ショッピングモール、長島も一緒に行った。
けれど、手をつないだことすらない。

もしかして、“ツレ”感たっぷりなんは、うちらの方やったんかも。

そうこうしているうちに、知り合ってから半年近くが立ち、うちの誕生日の1週間前となってしまった。

仕事を終え、お互い予定もない夜、いつものようにとりとめのない電話での会話。
彼氏の方から、
「来週、こっち来れる?」

いつも、うちから“行くわ”の報告に合わせ、飲み会か、デート?かを決めていたから、ちょっと意外な会話。

でも・・・。
「今、名古屋の現場の打ち合わせ、予定ないねんなー。」
と言うと、
「誕生日のお祝いしたるで、おいでよ。」

うーん。
かなり嬉しい。

「4人で誕生日会できるように、居酒屋予約しとくし。」
やって。

なんだ、4人でお祝いかぁ。
ちょっと、素敵な展開を想像してしまったではないか。